お盆に新幹線チケットを取ろうとスマートEXを開いたら、去年より4,000円近く高くなっていて手が止まりました。帰省費用は毎年地味に上がるのに、給料はそう簡単には増えません。
まず結論
- 新幹線はEX早特21を21日前までに予約するだけで往復8,000円近く変わる
- お盆期間は高速道路の休日割引が全部使えない、代わりに深夜割引(22時〜翌5時)を使う
- 手土産は実家2,500円前後、義実家3,000〜5,000円が相場で、それ以上は自己満足になりがち
- 交通費・宿泊費・手土産まで合わせて、去年より2万円ほど抑えられた
お盆の帰省ラッシュ、2026年はいつが一番危ないか
2026年のお盆休みは8月13日(木)から16日(日)の4連休が基本です。8月10日と12日に有給を入れると、8日から16日まで9連休にできます。
下りの帰省ラッシュは8月8日〜9日と8月11日〜13日の2つの山があって、特に危ないのは8月12日の夜から13日の朝にかけてです。上りのUターンラッシュは8月15日〜16日で、16日の夕方が最混雑という予測が出ています。
正直、去年は13日の午前中に高速に乗ってしまって、実家まで通常の倍近い時間がかかりました。今年は12日の深夜に出発する予定に変えました。
新幹線は「前日に予約」で本当に損していた
スマートEXには乗車日21日前までに予約すると安くなるEX早特21という商品があります。東京〜広島の例だと通常19,180円が15,390円になって、往復だと約7,580円の差です。
ただしお盆や年末年始のような繁忙期は、この早特商品自体が使えない設定除外日になっていることがあります。うちも8月13日発は対象外で、少し日程を12日夜発に動かしてようやく早特の対象になりました。
帰省の日程が決まったら、まず先に早特が使える日かどうかを確認する。それから宿の予約や仕事の調整をする、という順番にしたほうが結果的に安く済みます。
高速道路とガソリン代|休日割引が使えない年について
2026年度は少し厳しいルールになっていて、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始・シルバーウィークに加えて、すべての3連休でETCの休日割引が対象外になりました。1年間で38日もあるそうです。詳しくは国土交通省の高速道路割引制度の情報にも出ています。
その代わりに使えるのが深夜割引です。2026年度からは対象時間が午後10時から翌午前5時までの7時間に広がって、その時間に実際に走った分だけ30%引きになります。休日割引が効かないお盆でも、この深夜割引だけは変わらず使えます。
実際に22時に自宅を出て深夜割引の時間帯に高速に乗るようにしたら、通行料が約2,000円安くなりました。子どもは車で寝てくれるので、渋滞さえ避けられれば深夜出発は思ったより楽でした。
ガソリン代も無視できません。2026年7月時点のレギュラー全国平均は169.9円/Lで、地域差もあります。九州・沖縄は173.5円、中部は167.6円と、同じ距離を走っても給油する場所で差が出ます。自家用車を使うなら自動車税の税額表も年間の負担として頭に入れておくといいです。
高速バス・LCCも入れて4パターンで比較してみた
自家用車以外の選択肢も一度並べてみました。東京〜大阪の距離を例にすると、高速バスが片道4,800円から、新幹線は自由席13,870円・指定席14,720円、LCCは5,540円〜11,000円くらいです。
| 移動手段 | 片道の目安 | 向いている家族 |
|---|---|---|
| 高速バス | 4,800円〜 | 時間に余裕がある一人・二人 |
| 新幹線(早特なし) | 13,870円〜 | 移動時間を優先したい人 |
| 新幹線(EX早特21) | 約15,390円(東京〜広島の例) | 日程が21日前に決まっている人 |
| LCC | 5,540円〜11,000円 | 荷物が少なく空港移動が苦にならない人 |
| 自家用車(深夜割引利用) | ガソリン代+通行料の実費 | 家族が多く荷物も多い人 |
うちは子どもが3人いるので、人数分の新幹線代を計算すると自家用車のほうが安く済みました。家族の人数と荷物量で答えが変わるので、片道分だけでも一度全部見積もってみると判断しやすくなります。
高速バスとLCCは、新幹線より安い分だけ予約のコツも必要です。高速バスはお盆の直前だと希望の時間帯がすぐ埋まるので、1ヶ月前くらいから空席を見ておくと選択肢が広がります。LCCは早期購入ほど値段が下がる傾向があるので、日程が決まった時点で一度価格を確認しておくといいです。
子どもと一緒だと、高速バスはトイレ休憩のタイミングが決まっていて動きにくい面があります。乗り換えなしで座席に自由に動ける自家用車か、移動時間が短い新幹線のほうが結局は楽だった、というのが3人の子どもを連れて何度も帰省した実感です。
手土産は3,000円で十分だった、実家と義実家の違い
ある調査では実家への手土産の平均は2,365.7円、義実家は2,612.6円という数字が出ていました。別の調査では3,000〜5,000円台で買う人が多いとも言われていて、正直この幅の中なら何を選んでも失礼にはならなさそうです。
うちは実家には近所の和菓子屋で2,500円くらいのものを、義実家には少し格上げして3,500円の焼き菓子にしています。以前5,000円のものを持っていったとき、義母に「そんなに気を使わなくていいのに」と言われたことがあって、それ以来ちょうどいい金額を探るようになりました。
滞在中に親へ渡すお金についても、平均24,556円という調査があって、2万〜3万円あたりが相場のようです。うちは毎回そこまで渡せていませんが、食材やお酒を買って持っていく分もこの中に含めて考えるようにしています。
隠れ出費もばかにならない|お墓参りと子どものお金
ある調査では、帰省にかかる費用のうち交通費と宿泊費で全体の6割、残り4割はお墓参りや手土産、その他の出費だと言われています。実家に泊まるだけなら宿泊費はほぼゼロですが、それ以外のところで意外と出ていくお金があります。
お墓参りだと、花や線香、お供え物で1,000〜2,000円くらいはすぐに飛びます。実家によっては法要やお盆の会食が入ることもあって、そのぶんの会費や差し入れも必要になります。うちも毎年、お墓参りの帰りに親戚の家に寄ることが増えて、そこでも手土産をもう1つ用意することになりました。
子どもがいる家庭だと、実家周辺で遊びに行く費用や、田舎ならではの外食代も地味にかさみます。子どもが3人いると、1回のお祭りやプールで5,000円近く飛ぶこともあって、この分を最初から予算に入れておかないと後で焦ることになります。
会社の有給休暇を8月10日と12日に入れて9連休にする人も多いようですが、その分だけ混雑のピークとぴったり重なってしまうこともあります。有給申請は早めに出して、できれば混雑予測を見ながら1日前後にずらせるかも確認しておくと安心です。
帰省費用を抑えるチェックリスト
お盆帰省の前に確認すること
- 帰省日がEX早特21などの早期予約に間に合う21日前かどうか
- その日程がETC休日割引の対象外日に当たっていないか(2026年度は3連休もすべて対象外)
- 深夜割引(22時〜翌5時)の時間帯に出発・到着を合わせられないか
- 新幹線・高速バス・LCC・自家用車を人数分で見積もって比較したか
- 手土産の予算を実家用・義実家用に分けて決めておいたか
よくある質問
お盆の帰省費用は平均でいくらですか
ある調査では交通費と宿泊費を合わせて、20代独身で2万3,000円、30代の共働き夫婦で5万円、40代の家族で8万5,000円ほどという結果が出ています。手土産などを含めるとさらに増えます。
新幹線の早特は当日でも予約できますか
EX早特21は乗車21日前までの予約が条件です。それを過ぎた場合は通常料金か、7日前までのEX早特7など別の商品を確認したほうが安くなる可能性があります。
お盆は高速道路の休日割引を使えませんか
2026年度はお盆期間を含めて休日割引が対象外になっています。代わりに深夜割引(午後10時〜翌午前5時)は変わらず使えるので、出発時間を調整するのが現実的な対策です。
手土産はどのくらいの金額が無難ですか
調査によって差はありますが、実家なら2,500円前後、義実家なら3,000〜5,000円くらいが目安になります。高すぎるものは相手に気を使わせてしまうこともあります。
手土産を宅配で送るのはマナー違反ですか
直接持って行けない事情があるなら問題ありません。生菓子など傷みやすいものは、帰省日の少し前に届くように配送を手配したほうが実家側もありがたいことが多いです。
子どもがいる場合、新幹線と高速バスどっちがいいですか
移動時間を短くしたいなら新幹線、費用を抑えたいなら高速バスが向いています。ただし高速バスはトイレ休憩の時間が決まっているため、小さい子どもがいる場合は新幹線か自家用車のほうが結局は扱いやすいことが多いです。
今年はまず、深夜割引の時間帯に合わせて出発時間を決めてみてください。それだけでも通行料が変わってきますし、予約や手土産の準備も早めに動くほど選択肢が広がります。お盆以外の固定費を見直すなら、電気代の節約術7選も合わせて見ておくと年間の負担がさらに減らせます。