自動車税2026年はいくら?排気量別の税額表と1,100円トクする払い方

5月のある日、ポストに届いた自動車税の通知書を見て固まった経験、ありませんか。

「え、こんなに高かったっけ?」と思ったのは私だけじゃないはず。とくに初めて届いた年は、金額の根拠もわからなくて不安になります。

しかも払い方ひとつで、同じ税額なのに1,100円以上の差が出ることも。知らずにコンビニで現金払いしていた過去の自分に教えてあげたい。

この記事の要点

  • 自動車税は排気量で決まる。軽自動車なら10,800円、普通車は25,000円〜110,000円
  • 2019年10月以降に新車登録した車は最大4,500円安い新税額が適用
  • 新規登録から13年を超えると約15%の重課(増税)になる
  • PayPayクレジットやau PAYチャージを使えば手数料ゼロでポイント還元あり

排気量別の自動車税、あなたの車はいくら?

自動車税は毎年4月1日時点の車の所有者に課税されます。金額は排気量で決まるシンプルな仕組み。

ただし注意点がひとつ。2019年10月の税制改正で、それ以降に初めて登録した車は税額が引き下げられています。自分の車がどちらに該当するかは、車検証の「初度登録年月」を見ればわかります。

排気量新税額(2019年10月〜)旧税額(〜2019年9月)差額
電気自動車・1L以下25,000円29,500円−4,500円
1L超〜1.5L以下30,500円34,500円−4,000円
1.5L超〜2L以下36,000円39,500円−3,500円
2L超〜2.5L以下43,500円45,000円−1,500円
2.5L超〜3L以下50,000円51,000円−1,000円
3L超〜3.5L以下57,000円58,000円−1,000円
3.5L超〜4L以下65,500円66,500円−1,000円
4L超〜4.5L以下75,500円76,500円−1,000円
4.5L超〜6L以下87,000円88,000円−1,000円
6L超110,000円111,000円−1,000円

排気量が小さい車ほど減税幅が大きいのがポイント。1L以下なら年間4,500円も安くなっています。コンパクトカーに乗っている人は、この恩恵をフルに受けられます。

軽自動車はさらにお得

軽自動車(自家用)の税額は一律10,800円。普通車の最低ランク25,000円と比べても14,200円の差。年間で考えるとラーメン10杯分くらい違います。

ちなみに営業用の軽自動車は6,900円とさらに安い。個人事業主で軽バンを使っている人はこの金額です。

13年超えの車は要注意、約15%の増税

長く乗り続けている車には「経年重課」というペナルティがあります。正直、エコの観点とはいえ古い車を大事に乗っている人からすると納得しにくい制度です。

注意 ガソリン車・LPG車は新規登録から13年超、ディーゼル車は11年超で自動車税が約15%アップします。

たとえば1.5L超〜2Lのガソリン車(旧税額39,500円)が13年を超えると、約45,400円に。年間5,900円の負担増です。

5年間乗り続けると差額は29,500円。車検費用や修理代と合わせて考えると、乗り換えのタイミングを検討する材料になります。

排気量通常税額13年超増額分
1L以下29,500円約33,900円+約4,400円
1.5L超〜2L以下39,500円約45,400円+約5,900円
2.5L超〜3L以下51,000円約58,600円+約7,600円
軽自動車(自家用)10,800円12,900円+2,100円

電気自動車とハイブリッド車は重課の対象外。長く乗るならEVやHVを選んでおくと、この増税を避けられます。

払い方で差がつく、一番お得な支払い方法

自動車税の金額は変えられないけど、払い方は選べます。ここで損している人、けっこう多い。

私も以前はコンビニで現金払いしていましたが、スマホ決済に切り替えてからは毎年ポイントがつくようになりました。手間はほぼ変わらないのに。

支払い方法手数料ポイント還元納税証明書
コンビニ現金払いなしなしその場で発行
PayPayクレジットなし1%発行なし
au PAY(対象カードチャージ)なし最大1.5%発行なし
クレジットカード直接払い1万円ごとに75円〜カードによる発行なし
nanaco(セブンイレブン)なしチャージ元によるその場で発行
口座振替なしなし後日郵送

手数料ゼロでポイントがつく方法

PayPayクレジットで請求書のバーコードを読み取って払うと、手数料ゼロで1%還元。自動車税36,000円なら360円のポイントバック。

au PAYに対象クレジットカード(au PAYカードなど)からチャージして払えば、最大1.5%還元。36,000円で最大540円。地味だけど毎年続けば大きい。

知っておこう クレジットカードで直接納付すると、東京都の場合は最初の1万円まで37円(税抜)、以降1万円ごとに75円のシステム利用料がかかります。ポイント還元率が低いカードだと手数料負けするので要注意。

紙の納税証明書が必要なとき

車検の際に必要になる納税証明書。キャッシュレス払いだと紙の証明書は出ません。

ただし、2015年以降は運輸支局がオンラインで納税確認できるので、車検で困ることはほぼない。どうしても紙が欲しいときは、都道府県の税事務所で発行してもらえます(無料〜400円程度)。

2026年の税制変更、知っておくべきポイント

2026年は自動車関連の税制で大きな動きがふたつありました。

環境性能割が2026年3月末で廃止

車を買うときに燃費性能に応じてかかっていた「環境性能割」(旧・自動車取得税の後継)が、2026年3月末で廃止されました。これから車を買う人にとっては購入時の税負担が減るので朗報です。

エコカー減税は2年延長(基準は厳格化)

自動車重量税が減税される「エコカー減税」は2026年4月末の期限が2年延長に。ただし対象となる燃費基準が厳しくなっています。

今乗っている車の毎年の自動車税(種別割)には直接影響しませんが、買い替えを検討しているなら知っておいて損はない情報です。

自動車税で損しないためのチェックリスト

5月の納税前にやること

  • 車検証で「初度登録年月」を確認 → 2019年10月以降なら新税額が適用されているかチェック
  • 登録から13年(ディーゼルは11年)を超えていないか確認
  • PayPayクレジットまたはau PAYの設定を済ませておく
  • 納付期限(5月31日)を過ぎると延滞金がかかるのでカレンダーに登録
  • 4月2日以降に売却した車でも、その年度分は全額負担になるので注意

よくある質問

Q. 自動車税を滞納するとどうなる?

納付期限(5月31日)を過ぎると延滞金が発生します。延滞金は最初の1ヶ月は年2.4%、それ以降は年8.7%(2026年の場合)。さらに車検を受けられなくなり、最悪の場合は差し押さえの対象にもなります。届いたら早めに払うのが鉄則。

Q. 年度の途中で車を買ったら税金はどうなる?

普通車は登録月の翌月から月割りで課税されます。たとえば7月に登録すると8月〜翌3月の8ヶ月分。軽自動車は月割り制度がないので、4月2日以降の取得ならその年度は課税されません。

Q. 廃車にしたら自動車税は戻ってくる?

普通車は、抹消登録した翌月〜3月分が月割りで還付されます。たとえば8月に廃車すると9月〜3月分の7ヶ月分が返ってくる計算。軽自動車には還付制度がありません。

自動車税の通知が届いたら、まずは車検証で排気量と登録年月を確認。そのあとPayPayかau PAYで払えば、それだけで毎年数百円のポイントが手に入ります。小さな額でも、10年続ければ1万円弱。やらない理由がありません。

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