電気代の補助金が終了して月いくら上がる?今すぐできる節約術7選

4月の電気代の請求書を見て、思わず二度見しました。先月より400円以上も高い。エアコンの使い方を変えたわけでもないのに。

原因はシンプルで、政府の電気・ガス料金の補助金が3月で打ち切りになったんです。しかも再エネ賦課金まで上がって、ダブルパンチ。

この記事の要点

  • 2026年4月から電気料金の補助金がゼロに。月400kWh使う家庭で約1,200円の負担増
  • 再エネ賦課金も3.98円→4.18円に上がり、初めて4円を突破
  • 電力会社の乗り換えだけで年間3万円以上安くなるケースもある
  • 今日からできる節電テクニック7つを具体的な金額つきで紹介

そもそも何が起きたのか

「補助金って出てたの?」という人も多いかもしれません。実は2026年1月から3月まで、政府が電気代とガス代の一部を肩代わりしてくれていました。

補助の金額はこうです。

期間補助金額(1kWhあたり)月400kWh家庭の軽減額
2026年1〜2月4.5円1,800円
2026年3月1.5円600円
2026年4月〜0円なし

3月と比べると、月400kWh使う家庭で600円の負担増。1〜2月と比べたら1,800円も違います。

再エネ賦課金もじわじわ上がっている

追い打ちをかけるのが再生可能エネルギー発電促進賦課金(長い名前ですが、要は太陽光発電などを支えるためのお金)。2026年度は1kWhあたり4.18円で、前年度の3.98円から0.2円アップ。初めて4円の壁を超えました。

月300kWhの家庭なら、再エネ賦課金だけで年間約15,048円を負担している計算です。地味に痛い。

補助金の今後は? 4月以降の電気代補助金は現時点で未定です。今後の補正予算や物価対策で復活する可能性はありますが、当面は自力で節約するしかありません。最新情報は資源エネルギー庁の公式ページで確認できます。

実際にいくら上がるのか計算してみた

「で、結局うちはいくら上がるの?」が気になるところ。大手電力10社の発表によると、4月の電気代は3月と比べて393〜463円の値上げになっています。

世帯タイプ別にざっくりまとめました。

世帯タイプ月の使用量目安月の負担増(概算)年間の負担増
一人暮らし200kWh約300円約3,600円
二人暮らし300kWh約430円約5,160円
ファミリー(4人)450kWh約600円約7,200円

年間で考えると一人暮らしでも3,600円、ファミリーだと7,200円の差。ランチ何回分かと思うと、なかなか無視できない金額です。

今すぐ電気代を下げる7つの方法

ここからが本題。「節電しましょう」で終わる記事は山ほどありますが、具体的にいくら浮くのかが見えないと動けないですよね。金額つきで並べました。

1. 電力会社を乗り換える(年間1〜3万円)

いちばん効果が大きいのに、意外とやっていない人が多いのがこれ。2026年3月時点で新電力は全国に803社もあります。

私自身、大手からLooopでんきに変えたとき、月の電気代が1,500円ほど下がって驚きました。年間で18,000円。手続きはネットで10分、工事も不要。

乗り換え前に確認 解約金がかからないか、燃料費調整額の計算方法はどうか、必ずチェック。安く見えても燃料費調整で高くなるケースがあります。各社の公式サイトで料金シミュレーションしてから決めてください。

2. エアコンの設定温度を1度変える(年間約1,400円)

夏のエアコン設定を26度から27度にするだけで、年間約1,400円の節約。風量は「弱」より「自動」のほうが効率的です。弱だと部屋が冷えるまで時間がかかって、結局電力を多く使います。

3. フィルター掃除を2週間に1回やる(年間約860円)

フィルターにホコリが溜まると、エアコンの効率がガクッと落ちます。環境省の試算では、フィルター掃除を怠ると消費電力が約25%増えるとされています。面倒でも2週間に1回、掃除機でサッと吸うだけで違います。

4. 冷蔵庫の設定を「中」にする(年間約1,670円)

冷蔵庫の設定が「強」のままになっていませんか?「中」に変えるだけで年間約1,670円の節約になります。冬場は「弱」でもじゅうぶん。あと、冷蔵庫の中はスカスカなほど冷気がよく回ります。パンパンに詰め込むと余計な電力がかかります。

5. 待機電力をカットする(年間約3,000〜6,000円)

テレビ、レコーダー、パソコン、電子レンジ。使っていないのにコンセントに差しっぱなしの家電、けっこうありませんか。待機電力は家庭の消費電力の約5〜10%を占めるといわれています。

スイッチ付きの電源タップを使えば、パチっと切るだけ。1,000円くらいで買えて、元はすぐ取れます。

6. 照明をLEDに替える(年間約2,500円)

まだ蛍光灯を使っているなら、LEDへの交換を。消費電力が約半分になります。LED電球は1個500〜1,000円程度まで下がっていて、寿命は蛍光灯の約2〜3倍。

7. 洗濯はまとめ洗い+お風呂の残り湯(年間約4,000円)

洗濯機を毎日回すより、2日に1回まとめたほうが水道代も電気代も安い。お風呂の残り湯を洗いに使えば、さらに水道代が浮きます。すすぎは水道水で。

節約効果を一覧で見てみる

対策年間節約額(目安)手間
電力会社の乗り換え12,000〜37,000円ネットで10分
エアコン設定温度+1度約1,400円リモコン操作のみ
フィルター掃除約860円2週間に5分
冷蔵庫を「中」設定に約1,670円ダイヤル回すだけ
待機電力カット3,000〜6,000円電源タップ導入
LED化約2,500円電球を交換
まとめ洗い+残り湯約4,000円習慣を変えるだけ

全部やれば年間25,000〜53,000円の節約。電力会社の乗り換えだけでも大きいですが、小さな積み重ねもバカになりません。

電気代節約チェックリスト

  • 電力会社の料金プランを比較サイトでシミュレーションした
  • エアコンのフィルターを掃除した
  • 冷蔵庫の設定温度を確認した
  • 使っていない家電のコンセントを抜いた(または電源タップをOFF)
  • 蛍光灯が残っていたらLEDに交換した
  • 洗濯の頻度を見直した

逆にやらないほうがいい「節約」

節電を頑張りすぎて体調を崩したら本末転倒です。

真夏にエアコンを我慢するのは熱中症のリスクがあるので絶対にやめてください。2025年の夏は熱中症による救急搬送が過去最多を記録しました。命に関わります。

あと、古い家電を使い続けるのも逆効果になることがあります。10年以上前のエアコンや冷蔵庫は、新品に買い替えたほうが電気代で元が取れるケースも多いです。

よくある質問

Q. 電気代の補助金は2026年4月以降も復活する?

現時点では未定です。政府の物価対策や補正予算の動向次第ですが、補助金に頼らない節約を進めておくのが賢明です。資源エネルギー庁で最新情報を確認してください。

Q. 新電力に乗り換えて停電しやすくなったりしない?

しません。送電線は大手電力のものを使うので、届く電気の品質はまったく同じです。新電力が倒産しても、大手電力が自動で引き継ぐ仕組みになっています。

Q. 再エネ賦課金を払わない方法はある?

残念ながら、電気を契約している限り全員に課されます。太陽光パネルを設置して自家消費を増やせば、買う電力量が減るぶん再エネ賦課金の負担も減ります。

Q. オール電化の家庭は特に影響が大きい?

はい。ガスを使わないぶん電気の使用量が多いので、補助金終了と再エネ賦課金の影響はより大きくなります。深夜電力が安いプランを使っているか、改めて確認してみてください。

まずは電力会社の料金シミュレーションだけでもやってみてください。5分で終わります。それだけで年間数万円変わる可能性があるなら、やらない理由がないです。

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