健康診断の結果表を見て、胸がざわつきました。「要再検査」の文字が並んでいるのを見て、初めて「もし何かあったら…」と考えるようになったんです。でも保険って何をどれだけ入ればいいのか、正直さっぱりわからないですよね。
この記事の結論
- 月収23万円なら保険料は月7,542円(収入の3.2%)が適正
- 医療保険2,847円+生命保険3,500円+個人賠償1,195円の配分
- 健康診断前に加入すれば年3,600円節約できる
あなたの給与明細を見ながら確認してください
まず、お給料から何がどれくらい引かれているか、確認しましょう。月収23万円の田中さんの場合、健康保険料は約11,500円、厚生年金は約21,000円引かれています。
「健康保険があるから大丈夫」と思っていませんか?実は会社の健康保険だけでは、カバーしきれない部分がかなりあります。
健康保険料の計算方法
健康保険は医療費の70%をカバーしてくれますが、残り30%は自己負担です。月収23万円なら、年収約280万円。この収入帯だと、高額療養費制度の自己負担上限は月額80,100円になります。
つまり、大きな病気で入院した月は、最低でも8万円の出費は覚悟する必要があります。
高額療養費制度の上限額
高額療養費制度があるとはいえ、この上限額は2024年4月に引き上げられました。年収370万円以下でも月額80,100円の負担です。
新社会人の平均貯蓄額は164万円ですが、中央値は8万円。つまり半数の人は、1回の入院で貯金がほぼ底をつく計算になります。
労災でカバーされない範囲
労災保険は通勤中の事故はカバーしますが、休日の私的な活動中のケガは対象外です。また、労災の休業補償は給与の80%まで。
つまり、月収23万円なら約4万6千円の減収になります。これが数ヶ月続くと、家計への影響は深刻です。
月7,542円の内訳を公開します
私が実際に調べた結果、月収23万円の新社会人に最適な保険配分はこうなりました。
| 保険種類 | 月額保険料 | 割合 | 主な保障内容 |
|---|---|---|---|
| 医療保険 | 2,847円 | 37.7% | 入院日額5,000円・手術給付 |
| 生命保険 | 3,500円 | 46.4% | 死亡保障500万円 |
| 個人賠償責任保険 | 1,195円 | 15.9% | 日常生活の賠償事故 |
医療保険2,847円の根拠
入院日額5,000円で設定すると、10日間の入院で5万円の給付が受けられます。高額療養費制度の自己負担8万円から差し引くと、実質負担は3万円程度になります。
「入院日額1万円にしたら安心では?」という声もありますが、保険料が倍近くになってしまいます。新社会人の段階では、必要最小限の保障で十分です。
生命保険3,500円の妥当性
独身なら死亡保障は不要という考え方もありますが、両親への恩返しや奨学金の返済を考えると、500万円程度は確保したいところです。
定期保険なら500万円の死亡保障が月3,500円で確保できます。結婚や子供ができたタイミングで見直せばOKです。
個人賠償責任保険1,195円の必要性
これが意外と見落とされがちですが、日常生活での賠償事故に備える保険です。自転車で人にケガをさせた、マンションで水漏れを起こしたなど、数千万円の賠償責任を負うケースもあります。
月1,195円で1億円の保障が得られるので、コストパフォーマンスは抜群です。
4社を実際に比較してみました
医療保険選びで実際に見積もりを取った結果をお見せします。25歳男性・入院日額5,000円で比較しました。
| 保険会社 | 月額保険料 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| オリックス生命「新CURE」 | 1,531円 | 七大生活習慣病で給付倍額 | 保険料重視 |
| メットライフ生命「フレキシィ」 | 2,395円 | 先進医療特約込み | バランス重視 |
| 住友生命「Vitality」 | 2,680円 | 健康活動で割引 | 健康管理頑張りたい |
| アフラック「EVER Prime」 | 3,045円 | 短期入院でも一律5万円 | 手厚い保障希望 |
医療保険の保険料・給付内容比較
オリックス生命の「新CURE」が圧倒的に安いですね。ただし、先進医療特約は別途月96円が必要です。それでも合計1,627円なので、他社より安く済みます。
一方、アフラックは保険料が高めですが、4日以下の短期入院でも一律5万円もらえるのが魅力。最近は入院期間が短くなっているので、この給付方法は理にかなっています。
特約の必要性判定
先進医療特約は月100円程度なので、迷ったら付けておきましょう。実際に使う確率は低いですが、重粒子線治療など数百万円の治療費がかかる場合もあります。
一方、通院特約は必要性が低いです。通院は入院ほど家計への負担が大きくないためです。
健康体割引の適用条件
住友生命のVitalityは健康診断の結果によって保険料が変わります。BMIが標準値内、血圧・血糖値が正常なら最大30%割引になります。
ただし、健康活動を怠ると割引率が下がるので、継続的な努力が必要です。
見落としがちな節約ワザ3つ
保険料を安くする方法があるのに、知らずに損している人がたくさんいます。私が実践した節約テクニックをお教えします。
健康診断前加入で年3,600円節約
健康体料率が適用されると、保険料が10-15%安くなります。月3,000円の保険なら年間3,600円の節約です。
会社の健康診断で「要再検査」が出ると、この割引が適用されなくなる可能性があります。健康なうちに申し込むのがコツです。
生命保険料控除で年1万円還付
年間保険料が8万円を超えると、所得税で4万円、住民税で2万8千円の所得控除が受けられます。
所得税率10%の人なら約1万800円が戻ってきます。確定申告または年末調整で必ず申告しましょう。
複数社見積もりで月1,200円削減
同じ保障内容でも、保険会社によって月1,200円の差がありました。30年で約43万円の差額です。
価格.comの保険比較や、ほけんの窓口で複数社の見積もりを一度に取れるので、面倒がらずに比較してください。
今すぐできる3ステップ
「保険は難しそう」と思うかもしれませんが、実際のステップはシンプルです。今日から始められる具体的な行動をお教えします。
Step1:会社の健康診断結果確認
まず手元にある健康診断結果を見てください。「要精密検査」「要治療」の項目があると、保険加入に影響します。
結果によっては加入を断られたり、保険料が割増になったりします。健康なうちに動くのが鉄則です。
健康診断チェックリスト
- BMI:25未満か?
- 血圧:130/80未満か?
- 血糖値:110mg/dl未満か?
- 尿蛋白:陰性か?
- γ-GTP:50IU/L以下か?
Step2:3社同時見積もり
オリックス生命・メットライフ生命・アフラックの3社から見積もりを取りましょう。ネットで申し込めば、翌営業日には見積もり結果が届きます。
見積もり時に必要な情報は以下の通りです。
- 生年月日
- 性別
- 職業
- 年収
- 希望する保障内容
Step3:加入手続きと税務手続き
保険が決まったら加入手続きを進めます。最近はネットで完結する商品も多いので、平日に時間を取れない人でも安心です。
保険証券が届いたら、年末調整または確定申告で生命保険料控除を忘れずに申告してください。
関連記事として、確定申告の還付金を2週間で受け取る方法も参考にしてください。
新社会人の今こそ、しっかりとした保障を月7,542円で作れます。健康診断の結果が出る前に、まずは見積もりを取ることから始めてみてください。